SUMMERMAN
サバンナマン好きになって周りの人からオススメされてて、ライブ観たのはサバンナマンのツアーの八王子RIPSのとき。
SUMMERMAN / KiliKiliVilla
タケシコくん(真ん中のGt)
ナカザワさん(右側のGt)
やましたさん(Ba)
まるさん(左側のGt)
しらとりくん(Dr)
20代前半で構成される吉祥寺系サウンドの、カポ鬼使いするギター3本の5人組バンド。
青春パンクがゴイステや銀杏ボーイズと言葉で扱われるのなら、私はSUMMERMANを青春エモと呼びたいです。バンドの知名度は雲泥の差だけど、それくらい「青春」て言葉がよく似合う人達。あと、オフィシャルHPにすらメンバーの名前が書いてなくて、打算的なところが1ミリもないとことかも青春ぽくて好きです。
現に、青春って曲も作ってて、これが はいぱー名曲。個人的に、サマーマンの代名詞的な曲だと思ってます。曲知らなくても、まさに裸足でかけ出したくなっちゃうよって感じの曲。どあたまのナカザワさんのギター音で既にワクワク止まらなくなっちゃうやつ。
メンバーが1人ずつ同じフレーズを歌うところで、まるさんだけとてつもなく男らしい野太い声を出してるところがあって、上手いとか下手とかそういうことじゃなくて、とにかく最高で聴くといつも笑顔になります◎
あと、青春のときの、ドンドン変わって行くしらとりくんのドラムがすごく好きです。弦楽器が4本もいても、いろんな人が全力シンガロングしても消されない、気持ち良い音の抜け方していく あの感じ。
青春の最初のギターを鳴らすナカザワさんはグッドメロディーも生産してて、その中でも私が1番好きで、ライブじゃなくて音源で誰かに勧める時は絶対これからオススメする「モーニングテンション」。
あんまり得意じゃないディズニーでデートなはずだったけど、なんだかんだ自分もワクワクして早起きしたのに、ディズニー行きたがってた彼女が思いっきり遅刻してきました。的なエピソードから、作られた曲らしいけど(tosmellrecordsでCDを買うと全曲解説が付いてくるのですが、それに書いてあったから惜しげも無く暴露)、
そのエピソードでこんなグッドメロディーできるなら、ナカザワさんと待ち合わせする全人類は今後全員遅刻してくれよって思うくらい、この曲が好きです。最初の27秒間の音の響きを、最低10回くらい反芻したくなる。
でも、やっぱりなんだかんだいっても、サマーマンの核だよなぁって思うのはリードボーカルタケシコくんのタケシコくんぽい声と歌い方。
言うより、聴くのが早いから、いちばん この歌い方が合うなぁって思う Home alone 。
弱気な歌い方でも投げやりな歌い方でもないんだけど、覇気ははっきり言ってなくて、でも、だからこそ優しい気だるさというかなんと言うかがでて凄く良い(実際、よく笑うめっちゃ優しいお兄さんだし)。
叫ぶみたいに歌うところもタケシコくんの歌い方だとうるさくないというか、カドがなくて耳に馴染んで入ってきやすくて。でも、ちゃんとメラメラ感というか、全力感は死ぬほど伝わってくる歌い方で好きです。
本当は全力で歌ってメラメラ感が1番でてる気がする、サマー!サマー!サマー!って曲を載せたいけど、サウクラとかに載せてないので残念です。
でも全力というか、疾走感が半端じゃない曲でいうと、koromogae もすきです。衣替え って ローマ字にすると可愛いということを教えてもらいました。
ちょっと誰かがちょっかい出したら音総崩れしちゃうんじゃないのかな?ってくらい絶妙なバランスで、いつも全力でライブしてるサマーマンが大好きです。
全力でライブがゆえに、いつも左後方でベース弾いてる山下さん(5人の中でいちばん大柄な人)が、ギターの前3人の激しい動きのせいで(おかげで)ちょっと動き控えめに弾いてるとことかもむちゃくちゃ好きです。狭そうだけど、小さなスペースでも楽しそうに弾いてるから。笑
サマーマンのライブのシンガロングは本当に気持ちいいし、笑顔になれて、森林浴ばりのデトックス効果ありそう。何よりも、本人達がいつもむちゃくちゃ笑顔で たのしい!だいすき!ってオーラだだ漏れでライブするところが、もう最高です。
falls 好きになれたのは、サマーマンが一緒にライブしてたり、スプリットだしてたからだし。
サマーマン好きになって、吉祥寺系よく観るようになったからだなーって思うし、本当に好きになれてよかったなって思います。
正直あんまりジャケットは好みじゃないけど、Tempature is... 完全に中身がストライクなアルバム!
このアルバムのリリース記念のライブが、本当に全バンドよくて、物販で1万円は完全に消えたけど、今のところ今年1番のレコ発ライブでした。